FOD(フジテレビオンデマンド)はフジテレビ系のドラマやバラエティ番組の見逃し配信をしています。
無料で会員登録をせずに利用できて便利です。
ですが、はじめて視聴する時はアンケートに答えなければ動画を視聴できません。
「アンケートの項目」や「回答することによってしつこい広告が来ないか?」といったことを紹介します。
FOD(フジテレビオンデマンド)は登録なしで見逃し配信を視聴できる
FODで配信されている動画は無料で視聴できます。
対応している端末はスマートフォン・タブレット・パソコンです。
フジテレビ系のドラマやバラエティ番組の最新回を、その地上波放送の終了後から1週間、視聴することができます。
郵便番号を聞かれるアンケートは危険?安全性は大丈夫?
FODで配信されている動画を視聴しようとすると、アンケートの回答を求める画面が表示されます。
回答項目は
- 生年月
- 性別
- 郵便番号
です。
「生年月」を西暦で1987年06月のように答えます。
誕生の日までは聞かれません。
「性別」は男女のいずれかを選択。
「郵便番号」は7ケタの数字を入力します。
郵便番号だけで、それ以上の細かい住所は聞かれません。
これ以外に回答項目はないので、1分以内に終わります。
回答を送信すると視聴画面へと移行し、再生ボタンをクリックすると動画がはじまります。
すぐに回答できる内容とはいえ、煩わしく感じるかもしれません。
ですが、アンケートを拒否(スキップ)して動画を視聴することはできないので、答えましょう。
また、アンケートに答えることに対して「安全性は大丈夫なのか?」「危険ではないのか?」気になるかもしれません。
FODは、大手のメディア企業「フジ・メディア・ホールディングス」傘下にある地上波テレビキー局の「フジテレビ」が運営しています。
地上波テレビ放送は総務省の許認可事業であるため、限られた民放局しか放送できません。
民間企業であるとはいえ相当公益性が高いですし、総務省の厳格な監督下にあります。
もしもFODが情報漏えいを起こしたり、情報が悪用されたりすれば、放送局の存続にも関わりかねない大きな問題になります。
ですからフジテレビはアンケートで得た情報を厳密に管理しているとのことです。
そもそもアンケートの目的は何なのでしょうか?
アンケート画面の下部に、個人情報の利用に関するガイドラインが記載されています。
それによると、アンケートによって取得する情報は利用者の年齢、性別、住んでいる地域、視聴した番組と広告のログ、視聴した日時、利用形態、IPアドレスとクッキー情報だとのこと。
取得した利用者属性の情報は「広告やコンテンツの内容を利用者のニーズに合わせたり、新しいサービスを検討するなど、利用者の利便性向上のために利用する場合がある」としています。その際、情報は匿名化し、個人が特定されることはないということです。
フジテレビとしては、FODのような動画配信サービスを利用してもらうことによって、地上波や衛星放送の視聴者も増やしたいという意思があるようです。
FOD無料視聴をたくさんの人に利用してもらうことで「どのような利用者層がどのような番組に興味を持っているのか」などを知るためのデータ収集をしたいということなのでしょう。
またアンケートに答えることで「しつこい広告が届くようにならないか?」「無料と謳っているものの視聴料金を請求されないか?」気になるかもしれません。
アンケートの回答内容にはメールアドレスや電話番号、氏名、住所が含まれていません。
「郵便番号」は回答しなければなりませんが、それだけで自宅を特定することは困難で、回答しても広告や請求のしようがありません。
私もアンケートに回答しましたが、今まで広告は1度も来てないし、もちろん利用料などの請求もありません。
また、アンケートに回答しても「自動的に会員登録されることはない」です。
アンケートは会員登録なして対象番組を無料視聴しようとする利用者に対して回答を求められます。
視聴する以前に会員登録を行った場合は表示されません。
回答する場合もアンケートが表示されるのは最初の1回のみです。
原則として2回目以降は、画面にアンケートが表示されることはありません。
「2回目以降もアンケートが表示される場合」の対処方法は、FOD公式サイトの「よくある質問」で記載されているのでご覧になると良いでしょう。